美少女との対談

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美少女との対談

カフェ美宙の皆さんと個別にお喋りしようと思って新コーナーを作りました 栄光の第一回はカフェ美宙の看板娘、カフェ美宙一の美少女、堀井美優ちゃんです カフェ美宙の一番奥のテーブル席からお送りしています あ、描さんありがとうございます… はい描さん特製アイスティーとミルクレープでも召し上がりながら…何処かのメイド長に教わったなコレ、気軽にガールズトークのつもりで、ね?あ、内緒にしておきますから、冴香さんや優花ちゃんへのクレームもお有りでしょう、何でも仰ってくださいね? 「コレ食べたら少しは成長…あの…あたしもほぼ四半世紀生きてるので美少女呼びにはちょっと抵抗があるんですが…いや、嬉しいのは嬉しいんですけど」 そうですか?でもカフェの他の面々からは末っ子扱いされてるかと…現に最年少なんですし まあ、秋ちゃんと冴香さんが美優ちゃんから見て「お姉さん」よりも「お母さん」な年齢なのは仕方ないですけど 「…ぶっちゃけ聞きますけど…あたしと猫さんの関係って進展するんですか?…これ、他の五人も同じ意見だと思うんですけど…」 ! い、いきなり核心ぶっ込んでこられますね… 「だって…猫さんを病院から逃がしたのは他ならぬあたしですし…いずれ冴香さんが来るのはわかってましたけど…猫さんとの二人っきりでの甘々生活を夢見てたんですけど現実は…そりゃああたしは、家事全般一切出来ませんし?ゴミの分別もイマイチあやふやですけど…」 えー…あー…美優ちゃんとしてはあのお局様二人よりも描さんとの関係を進めたいと? あ、べ、別に冴香さんと秋ちゃんがお局様だなんて、これっぽっちも思っていませんからね? 「お、お局様とは言いませんけど…せめて秋さんや冴香さんと同じくらいには、猫さんと関係を深めたいなって…」 あの二人並みの関係ですか… 正直にお答えしますと…難しいですねぇ…積み上げてきた年月が違いますからね… 「やっぱりそうですか…あたしとしてはそれを飛び越してフレッシュな関係を築けたらって思ってたんですけど…職場の最寄り駅で酔っ払いに絡まれてたのをスマートに助けてもらってる以上、猫さんもあたしとの関係を進める義務があると思うんですけど…あ、猫さん、アイスティーのお代わりいただけます?」 …勘定がこっち持ちだからか、美優ちゃん意外に遠慮がないな…あのお姉さん方の悪影響を受けてるとしか思えない… しかし…あのお姉さん方を飛び越すとなると…ここの唯一無二の良心の美優ちゃんの良さが失われるような気が… 「あ、いきなりお嫁さんにしてほしいとは言いたいけど言いませんよ?さっきも言いましたけど、あたし家事全般何一つ一人でこなせませんし…でも夢見たって良いじゃないですか?」 ひ、描さんのお嫁さん? それには元婚約者と現恋人を倒さなきゃだと思いますが…かなりの強敵ですよ? 「それでもです!やっぱり女の子の夢はお嫁さんになる事が一番だと思うんです!」 ドン 急にテーブル叩かないでくださいよ…冴香さん達がこっちをチラチラ見てるじゃないですか… 「今のままだとあたし、優花さんのお母さんですよね?夜のトイレだったり朝のヘアメイクだったりって…」 あ、優花ちゃんのヘアセットも美優ちゃんがやってあげてるの? …冴香さんに叩き起こされて、美優ちゃんはきちんと目が覚めるんですね… まあ、夜のトイレはねぇ…ちょっと酷いような… 「それにオリヴィアさんが持って来たお見合いの件もあります!皆美少女揃いじゃありませんか!しかもあたしより若くてお金持ちの!」 いや、オリヴィアめがお見合い話を持ち掛けて来たのは必然と言いますか…描さんを日本に戻す際の条件とでも言いますか…ふ、不可抗力なんです… 「それに…あたし…成長してないし…」 は?何ご自身の胸元をご覧になってるんです?一応作者として言っておきますけど、描さんの元奥さんもそんな大きな人じゃありませんからね?ここに集まってる連中が極端なだけで… 美優ちゃんはそのスレンダーなスタイルの良さが美点のひとつじゃありませんか!美少女でスタイル良くてヘアカットもしてくれてウェイトレスさんまでこなすなんて、非の打ち所がないじゃありませんか〜? 「看板娘で美少女なんて…あたしには勿体ない称号ですけど…いや、それよりも!猫さんとの関係を進展させてほしい気持ちの方が上です!」 ドン! わ、わかりました…わかりましたから… お二人の関係が今の父娘から少しでも進めるように、作者としては善処させていただきます… 「約束ですからね!」 はい…鋭意努力させていただきます… えー、美女との対談、第一回はカフェ美宙の看板娘、堀井美優ちゃんでした〜 この企画、冴香さんと秋ちゃんは外そう…身の危険しか感じない…
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