3話

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冴木「ちょ!何これ!?どこここ!?」 教頭の時みたいにパニックてる冴木の声が聞こえる。 そして画面に対戦開始!と表示されて始まった。 巨漢男が冴木に向かって突進する。 防御ってどのボタンかな? と思っていたら、冴木が巨漢男に捕まり、ベアハッグされていた。 冴木「きゃあああ!苦しい!だずげ!」 連打!と表示されてるが、僕はそのまま放置した。 こいつの苦しむ姿が見たいから。こいつ、僕のことあんなチビ早くタヒんだ方がいいと、林と会話してるのを盗み聞きしたことがあったから、恨みあるんだよね。 そのまま巨漢男にベアハッグされ、冴木の華奢な身体からボキベキと骨が折られる音が聞こえる。 冴木「ぐへえ!折れる!骨折れてる!私のお腹潰れる!」 口から血を吐いて、ベアハッグされたまま仰け反る。 そしてそのまま巨漢男は冴木をベアハッグしたまま、おもいっきり力を入れて抱き潰した。 冴木「潰れ…うげええ!」 骨を折られながら身体を抱き潰された冴木が、大量の血を吐いて、HPのゲージが無くなり、がくっと動かなくなった。 画面にYou lose…と表示されてから、ゲームオーバーと表示された。
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