プロローグ

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千尋が勤務する高校ー 今日も千尋は受け持つクラスの生徒達から揶揄われていた。 男子「小学校と間違えてねえか?ここ高校だぜ?」 女子「小学校は向こうですよー」 そう言ってゲラゲラ笑いながら千尋を揶揄する。 千尋「はいはい!静かに!ホームルームの時間だよ!僕のことはいいから皆席について!」 教壇の前にある踏み台の上に立って、生徒達にそう言う。 千尋はチビだから折りたたみ式の踏み台が必要不可欠で、授業する時は必ず持っていた。 以前は教室に踏み台を置いていたが生徒に隠されて、それ以降は必ず自分で折りたたみ式の踏み台を鞄に入れて持ち歩いていた。 こんな風に千尋は生徒達から馬鹿にされる毎日を送っていて、ストレスが溜まりまくっていた。 そして教員の仕事が終わり、車でいつものところのカラオケ店に向かった。
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