5人が本棚に入れています
本棚に追加
千尋「じゃあ、自分の姿見てごらん」
僕がそう言うと、林が自分の姿をようやく気づいた。
林「え!?これが俺!?なんかゲームキャラみたいな姿になってるぞ!?」
千尋「結構リアルでしょ?君の姿は今、高性能グラフィックを使ったようなリアルなゲームキャラの姿になってるんだよ」
林「な、何がどうなってやがる…」
わけわからんそうな表情をしている林。
そんな林キャラに銃を持った髑髏マスクを付けたNPCキャラが現れ、銃を林に向けて撃ってきた。
林「うぎゃああ!」
撃たれた林のHPのゲージが減る。
林「いてえ!撃たれた!助けてくれ!」
千尋「大丈夫。とりあえず建物の中入ろ」
絶叫する林を操作して廃ビルの中に入らせる。
林「身体が勝手に動く!?」
千尋「僕が君を操作してるからね。君はプレイヤーである僕に操作されるキャラクターなんだよ」
画面に映る林にそう教えてやる。
最初のコメントを投稿しよう!