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そしてお昼休みの時間ー
麗矢君は食堂にいなかったので、校舎内を歩きながら探していると、伊集院君と出会う。
伊集院「あ、千曳先生。どうも」
千尋「やあ、伊集院。ところでこれ見える?」
悪魔ゲーム機を見せてみる。
伊集院「え?何も見えないんですけど?何か持ってるんですか?」
不思議そうな顔をする。
本当に僕以外には、悪魔ゲーム機は見えないんだ?これで確信した。
千尋「実はこれね、透明の蝉なの。名付けてカメレオン蝉」
と誤魔化す。
伊集院「へえ?透明の蝉なんですか?凄いですね?流石理科の先生」
千尋「まだ実験途中だけどね?あ、これ皆には内緒ね?完全に成功したわけじゃないからさ」
伊集院「はい!俺は口は堅いから安心して下さい。じゃあ、ちょっと俺食堂に行くんで、失礼します」
ぺこりと頭を下げて去っていく。
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