5話

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京「誘拐じゃないとすると…さて?」 社長「とにかくこれは一大事だ。麗矢が突然消えたんだぞ?報告によれば、女子生徒達の見ている目の前で消えたとか、有り得ない話だが」 京「もう麗矢ことなんてどうでもいいじゃないですか?あいつ、結構悪い噂聞きますよ?この場では言えませんけど、社長もマネージャーも聞いたことあるでしょ?」 マネージャー「ま、まあ確かに…。あの噂が本当かわからないが」 社長「京。お前も悪い噂を聞くぞ?あれは本当か?」 京「んなわけないでしょう?俺に関する悪い噂は全部デマですよ。でも麗矢の悪い噂はマジですよ?あいつ、本当に悪い奴なんですから。とにかくあいつは、非科学的な現象が突然起きて消えたことにしましょうよ」 社長「はあ…。しかし、校長。その目撃した女子生徒達の証言は本当ですよね?」 校長「は、はい。何度も聞きましたけど、突然消えたって言い張るばかりで。あの子達は真面目で有名な女子生徒達ですから、嘘を言ってるように見えませんでしたし…」 社長「仕方ない…。こちらは既に警察に捜索願いは出したが、貴方達学校側の方もきちんと調べてくださいよ?現場はこの学校なんですから」 校長「は、はい。こちらも全力で捜索しますので」 こうして話は終わり、事務所の人達は校長室から出ていった。
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