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そして話は終わり、理科室に行って一休みしていると、京君が入ってきた。
京「失礼、チビタ先生ですよね?麗矢のクラスの担任の」
千尋「そうだけど、チビキだよ名前。で、何か用?麗矢君の件でまだ話したいの?」
京「いや別に?つか、麗矢が言った通りですね?チビでのろまでガキみたいな面した大人」
僕を見ながら馬鹿にしたようにニヤリと笑う。
千尋「それ、麗矢君が言ってたの?」
京「ええ。俺も見た瞬間、そう思いましたよ。こんなチビで童顔な大人いるんだなあって」
千尋「わざわざ皮肉を言いに来たのかな?ていうか、テレビや雑誌と性格違うね?テレビとかでは優しそうな性格なのに」
京「これが俺の素ですよ。麗矢も同じで、表向きはファンに愛想振ってるんですよ。そうしないとストレス溜まるんですよね。こういうアイドル活動続けてると。まあ元々、アイドルになったのも、女を食い放題できるからですよ。ちょっと弱みを握ればこっちのもん。麗矢も同じですよ」
素の姿を晒しながら言う。
千尋「僕に素の姿見せていいのかな?」
京「別にいいですよ。ここ誰もいないし。まあ見られても事務所の力で何とかなりますよ。それに貴方が俺の素のこと言ったって誰も信じませんよ。だって俺人気アイドルだし?」
ニヤニヤ笑いながらそう告げる。
こいつムカつくからキャラクターにしてやるか。
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