5話

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そして話は終わり、理科室に行って一休みしていると、京君が入ってきた。 京「失礼、チビタ先生ですよね?麗矢のクラスの担任の」 千尋「そうだけど、チビキだよ名前。で、何か用?麗矢君の件でまだ話したいの?」 京「いや別に?つか、麗矢が言った通りですね?チビでのろまでガキみたいな面した大人」 僕を見ながら馬鹿にしたようにニヤリと笑う。 千尋「それ、麗矢君が言ってたの?」 京「ええ。俺も見た瞬間、そう思いましたよ。こんなチビで童顔な大人いるんだなあって」 千尋「わざわざ皮肉を言いに来たのかな?ていうか、テレビや雑誌と性格違うね?テレビとかでは優しそうな性格なのに」 京「これが俺の素ですよ。麗矢も同じで、表向きはファンに愛想振ってるんですよ。そうしないとストレス溜まるんですよね。こういうアイドル活動続けてると。まあ元々、アイドルになったのも、女を食い放題できるからですよ。ちょっと弱みを握ればこっちのもん。麗矢も同じですよ」 素の姿を晒しながら言う。 千尋「僕に素の姿見せていいのかな?」 京「別にいいですよ。ここ誰もいないし。まあ見られても事務所の力で何とかなりますよ。それに貴方が俺の素のこと言ったって誰も信じませんよ。だって俺人気アイドルだし?」 ニヤニヤ笑いながらそう告げる。 こいつムカつくからキャラクターにしてやるか。
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