35人が本棚に入れています
本棚に追加
きっといちばんの幸せ者は私だ。
好きな人とこんな風に1年の最後一緒にいれて、始まりも蒼くんの顔を見ていられるなんて。
テレビでカウントダウンが始まっている。
そのカウントダウンを聞いて残り1秒になった時だった。
突然顔を覗き込まれたかと思えば、唇が重なった。
夏以来キスなんてなかったのに。
気まぐれなキスは突如として突然降ってくる。
「あけましておめでとう、晴ちゃん」
いたずらっ子の笑顔で笑う蒼くんから目が離せなかった。
最初のコメントを投稿しよう!