Episode4

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きっといちばんの幸せ者は私だ。 好きな人とこんな風に1年の最後一緒にいれて、始まりも蒼くんの顔を見ていられるなんて。 テレビでカウントダウンが始まっている。 そのカウントダウンを聞いて残り1秒になった時だった。 突然顔を覗き込まれたかと思えば、唇が重なった。 夏以来キスなんてなかったのに。 気まぐれなキスは突如として突然降ってくる。 「あけましておめでとう、晴ちゃん」 いたずらっ子の笑顔で笑う蒼くんから目が離せなかった。
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