セットアゴール

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 僕は、ある大学のアメフトの選手。毎日練習と勉強に向かっていた。忙しく過ごしてはいたが、趣味は無くしたくなかった。僕は、コーヒー豆を集めることに快感を覚えている。  穂月知実に頼んで、僕の子供の頃に住んでいた地域のお茶を飲んでいた時に思い浮かべたこと。海外のアメフト選手と友達になった時にあるコーヒー豆を貰って飲んでみたらとても美味しかった。海外のどこの地域のコーヒーも、それぞれ独特の香りがした。  そんなのかぎ分けられるの貴方だけよ。穂月知実は呆れているけど前向きに考えると、好いことに向かった。  日本中にもたくさんのオリジナリティー溢れるコーヒー豆はある。僕は、試合の始まる前に、コーヒーを飲んでいる。  私は紅茶が好き。彼女はそう云った。  アメフトはアメリカ。ディズニーだよ。北アメリカに最初の両生類が産まれた。リスみたいだったらしい。ミッキーってやっぱり人類の始まりだね。僕はそう云ってコーヒーを飲んで笑った。  ミッキーはマウスよ。鼠よ。人類じゃないわ。人類はやっぱりビートルズよ。彼女は紅茶を飲んだ。  試合に負けたくない。僕は彼女にそう云った。  そう、その気持ちがあるならアメリカでもイギリスでも何処でも生きていけるわ。日本中何処でも勝って行ける‼きっと私たちの大学は世界一に成る‼勝ってね。  わかった。ありがとう。僕はそう云って大学のコーヒー豆をかじった。  セットアゴール!!  喫茶店で待ってるね。  彼女は紅茶を飲み干した。  またコーヒー豆貰っておいてね。僕は彼女にそう約束した、、、。
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