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Prologue
高校入学初日。
中学の時から学ランで何も変わらない制服に身を通す。
強いて言えば、まだ着て1回程度だから制服が固い。
手慣れたように外してたピアスを付けて、スクールバッグを持って下に降りる。
挨拶もせずに家を出ていこうとしたら階段を降りた先で声を掛けられる。
「何でその制服の着方は、だらしない。」
と第一声がこれな俺の叔父さん。
顔がイカツイ。
せめて「おはよう」とでも声を掛けてくれたらいいのに。
そんな期待も既に無いけど。
言葉をシカトして玄関に向かう。
「高校生になって挨拶も出来んとはな!外で恥ずかしい行動するなよ」
そんな言葉を聞いて鼻で笑う。
恥ずかしい行動とかそういうのが気になるなら高校なんて行かすなよ。
そもそも俺は行きたくなんか無かったんだから。
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