24人が本棚に入れています
本棚に追加
教室に行くと注目を浴びてしまう。
そんな目を気にするでもなく廊下側一番後ろの席に座った。
鞄を机の横にかけてスマホを取り出す。
«蒼、今日家来る?»
なんて誰かもわからない女からの連絡。
夜には晴ちゃんがいない。
行かなかったら今度は夜が一人になってしまう。
でも…、晴ちゃんの存在を知ってから他じゃ埋められない何かができてしまった気がする。
今までは身体を重ねておけば少しは寂しいとかそんなのは少しは軽減されてたのに。
他の女みたいに何かしたわけじゃない。
したことと言えば自転車乗った時に少し抱きつかれただけ。
でもあの時なんかすごい満たされたんだよな。
理由はわからないままくだらない学校生活が始まった。
最初のコメントを投稿しよう!