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そこに、男達を凪払いながら
シーサペント姿の社長が入ってきた!
海蛇型シーサペント
砂真 海斗
「…ボクノブカニ、テヲダスナ!」
ドスッ、ボカッ、バチンッ!
あたし
雲乃 空音
「…!//」
男達は、驚き恐怖のあまり
廃墟を飛び出していき
あたしと、社長だけになった!
海蛇型シーサペント
砂真 海斗
「ダイジョウブカ!クモノ!
ケガハ?!」
あたしは、嬉しくて
その胴体に抱きついていた!
あたし
雲乃 空音
「わあああん!しゃちょー!」
背中を、優しくさすられる…
海蛇型シーサペント
砂真 海斗
「スマナイ、コワカッタダロウニ…」
あたしは、しばらく
社長に抱きついていたんだけど
その姿が、人の姿に戻って…
上着と鞄を渡されて…
横向きに抱き上げられた//
あたし
雲乃 空音
「あ、あの…えと…ありがとうございます//」
優しく見つめられる…//
社長兼オーナー
砂真 海斗
「じゃあ、行こう…
ここからだと、僕の家が近いんだ。」
あたしは頷いて、廃墟から連れ出された。
あたし
雲乃 空音
「あの…ところで、あたしがここに
連れてこられたのどうして分かったんです?」
砂真社長は小さくため息をついた。
社長兼オーナー
砂真 海斗
「ああ、それは…その…
君がつけてる、ブラックオパールのチョーカーに
マイクとGPSが埋め込まれてるからで…」
ええっ…!?し、知らなかった…
でも、今回はこれのおかげで助かったし
ま、まあ…いいかな…
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