エ疲レーター

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ガクン!という衝撃とともにエスカレーターは止まった。私の前に立つ制服姿の女の子が振り向いて、不安げな顔を見せる。でも、急ぐ私は再び動き出すのを待つつもりはない。彼女の脇を抜け、意を決して昇り始めた。まだ地下だけど、2階コンコースまで続く…長い…背中のリュックが重た…マジきっつう…
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