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君が僕のストーカーになっていなければ、いや、そもそも君が僕を好きにならなければ、きっとずっと、苦しみから解放される事は、無かったのだろう。
やっと、彼への想いから手を離せる気がするよ。けど、これからもずっと、死んだ先もずっと、彼が、僕の親友であり、大切な存在である事は、変わらない。
僕の親友でいてくれて、ありがとう。天国では、どうか、幸せに。
愛していたよ。ありがとう。
年が明け、正月が終わり、新年初めての休みの日、僕は彼のお墓に手を合わせに行った。洸太君と共に。
そして、彼が亡くなってから初めて、悲しみが込み上げ、涙を流したのだった。
【END】
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