プロローグ

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プロローグ

「大切なのはそれが本当に宝石なのかじゃない。 きっと、その人が本当に大切に思ってるものだってことなんですよ」 ・・・ 私は誰かに、『本当に大切にされた』ことがあったろうか? 経てきた長い歴史の中で、私を手に取りそっと撫で、抱きしめて眠るような人間が、ただ一人でも居たろうか?
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