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「.........えっ、橙子!?」
私の大きな声に驚いたのか、
燈琉くんは、ヘッドホンを外し、
イスを回転させて、くるりと私の方を向いた。
そして、燈琉くんに見つめられる私。
「............っ、ぁ、ぅ、」
ちゃんと、言葉に出したいのに。
燈琉くんに見つめられると、
つい、言葉が出にくくなってしまう.........っ。
「ん。橙子、おいで」
私が言葉に詰まっている間に、
いつの間にか、燈琉くんはベッドの上にいて。
なぜか、手招きしながら私を.........呼んでいる?
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