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「言い訳とかいらねーから、
くだらねーことしてねぇで、さっさと学校行け」
そう聞こえたかと思えば。
「いっ、行こ!」
「うん!」
「早く!」
「走ろ!」
「チッ、」
最後に聞こえた声は、
舌打ちにも取れたけど...............
どこかに行ってくれた女の子たち。
「あー、お前、大丈夫?」
そんな声と共に、
私に左手を差し伸べる手が見えた。
でも.....................
「別に、助けてとか言ってません」
その男の子の手を借りずに、
自分で立ち上がってからそう言うと。
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