欲しがらないで!

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子供扱いされるのが嫌なくせに。 子供みたいに、 煌羽の優しさに甘えるなんて............っ。 きっと、煌羽からしたら、 親離れ出来てない〝子供〟なんだと思う。 まだどうやってかは、分からないけど............ 「...............っ、じゃあ、大人になる、もん、」 私の言葉を聞いた、煌羽なニヤッと笑って。 「じゃあ、りり。俺とキスする?」 そう尋ねられて..................... 「な............っ、あぅ、ほ、欲しがらないで!」 そう、素直になれずに、 いつものいじっぱりを発揮してしまった私。 そんな私が素直になれるのは、 ──────まだ、もう少し先のお話し。 fin.
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