誰よりも、傍で。

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視線がぶつかった瞬間に、 私は、思わず.....................っ。 「〝お嬢様〟じゃ............いやっ、」 〝わがまま〟を口にした。 叶わないって分かっているけど、口に出したのに。 「..................もより、」 絞り出すように、 貢郡から、『もより』って名前を呼ばれた。 今まで、何度も夢にまで見た瞬間に私は。 「...............っ、ぅ、......遅いよぉ‼︎貢郡、」 出て来る涙と共に、貢郡に思いっきり抱きついた。
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