笑えば笑うほど、

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「............り、ら?」 私の言葉に、不思議そうな顔をして、 私を覗き込んでくる翔くん。 「............しょう、くんっって、呼ばれるの、」 半分涙目になりかけたまま伝えると。 「.........なに言ってんの」 翔くんは、 私のおでこを指先で、パチンッと弾いてから。 「そんなんで、俺が不機嫌になってるとか、 りら、誤解...............した?」 そう言って、髪の毛を掻いている翔くん。
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