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「............り、ら?」
私の言葉に、不思議そうな顔をして、
私を覗き込んでくる翔くん。
「............しょう、くんっって、呼ばれるの、」
半分涙目になりかけたまま伝えると。
「.........なに言ってんの」
翔くんは、
私のおでこを指先で、パチンッと弾いてから。
「そんなんで、俺が不機嫌になってるとか、
りら、誤解...............した?」
そう言って、髪の毛を掻いている翔くん。
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