第9章:歪んた夢
2/11
読書設定
目次
前へ
/
119ページ
次へ
もう一度、リモコンや雑誌を完璧な位置に並べようとする。しかし完璧を求めれば求めるほど手が震えだし、全てが完璧な場所から遠のいていく。 「なんで上手くできないの!!」 美織はテーブルの上にあった全てのものを払い落とす。心臓はバクバクと激しく鼓動を打ち、息もはぁはぁと荒くなった。 「美織ちゃん、家で出来ないことは外でも出来やしないよ」 美織の頭の中で、川島のおばあちゃんの声が響き始めた。
/
119ページ
最初のコメントを投稿しよう!
1人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
4(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!