悪友がベッドの上では甘々でした

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「んっ、ふぁ」 「息継ぎ下手くそか」 「あ、んたが、余裕なさすぎなんっ」 「喋る余裕あるならなくすけど?ん?」 荒々しい手つきで私の左手を壁にぬい合わせて、獰猛なまでの指先が私の自尊心をくすぐり始める。 「たまにはスカート履いてこいよ」  「あ、…やっ、こんなとこで…」 「急かしてみ?そしたらベッド連れてってやるから、」 「な、に言っちゃッてんの」 「春風ならやる」 「ん"、るさいっ」 耳につく温い水音に羞恥を煽られて、先に折れるのはどっちか。 「はや、はやくっむりッ」 「あー、たまんなー」 横抱きに持ち上げられて、悪友としての私たちが幕を閉じた。
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