276人が本棚に入れています
本棚に追加
№.definition
昼休み、会社の敷地内にあるコンビニへ行く途中。
蛙化現象を誘うスーツ姿の男がちらほら。
ほら、学生時代はスーツ姿の男性にあこがれを抱いていたのに。いざ自分が社会に放り込まれてしまえば、現実に染まりすぎてなんとも思わなくなるっていう、あれ。
その中にいやでも視界に入ってくるヤツ。
だっていつもお昼は、シャツ一枚にネクタイを締めている格好なのに、今日はライトグレーのベストを着ているから。
しかもまだクールビズは発動されていないのに、すでに首元に隙をつくっていて。あたかも、見てくださいといわんばかりに。
本人自覚あるのかないのか知らんけど。
ああいう、かっこつけたがりのヤツにみえてしまう。
なにあれ。
かっこよ。
最初のコメントを投稿しよう!