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鍵をめぐる物語 ~慈愛の女王と博識の王~
物語は佳境に入った。
4人は力を合わせて嘆きの魔女を倒した。そこでホリーは一冊の本を手に入れる。それは『慈愛の女王と博識の王』という童話だった。
村に帰る道中、ホリーはそれを読み進めた。その本を読めるのはなぜかホリーだけで、他の3人が見ても何が書かれているのか分からなかった。
物語は、タイトル通りの女王と王が国を治めていたが、少しずつ歯車が狂いだしていく。やがて、王は失踪し、女王は嘆きに憑りつかれてしまう。さらに、大切な一人娘は黒猫に連れ去られ、とうとう慈愛の女王は嘆きの魔女となる。
そうして、嘆きの魔女は世界を凍らせていくというものだった。
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