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「いいぜ、付き合ってやるよ」 嫌な 予感がする…… 恐る恐る ゆっくりと顔を上げれば 「っ!?」 驚きから 声にならない声が出た。 だって そこにいたのは私が長年 片思いしている優しい下屋さんではなく 意地悪で 苦手と思っている八代さんで 「よろしくな、中村。……いや、葉月」 「……」 どうやら私は 告白する人を間違えてしまったようだった。 .
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