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頭がいうことを聞かないのは、天使になった代償なのか?
「失敗しても、問題ありません。サポートする人を1人つけましょう。」
「サポート……?」
「もう1人、天使をつけます。協力して使命を果たしてきてください」
(もう1人の天使、どんな人なんだろうか……?)
背後から、男性の柔らかい声が聞こえた。
「大丈夫だ、失敗は成功する力になる。俺がいるから、心配するな。」
私は驚いて、後ろを振り返る。
そこにいたのは、肩にかかるくらいのピンク髪。黒いビーニーの帽子を被った男性だった。
帽子には何かのマークがついている。
(なんかイカつい格好をしているのに、優しそうな人だ)
「あ……うん。」と私は返事をした。
男性は「ほら」と手を差し伸べてきた。
私は、男性の手を取り、青い空を飛んでいった。
大天使「では、いってらっしゃい。いつでも天界から見守っていますからね」
私は、大天使の命令に従うしかなかった。
(この男性も同じなのだろうか?)
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