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太陽が照らす世界は、生命の源。
世界はとても美しく出来上がった。
人という存在自体が奇跡に近い。
そして、常に人は危険と隣合わせで暮らしてきた。
死というものを数多く学んでいる。
この世とあの世を結ぶ為、
どれだけの多くの人が祈ったのだろうか。
無数の魂はどこへ向かう?
女性の姿をした天使がお墓に向かって、つぶやいた。
「私たちは、何の為に生まれて来たのだろう……?」
ある川に灯籠が流されていく。
死者の君たちの存在は、私たちの心の中で生き続ける。
別れは、悲しいと同時に、
私たちの背中を何かしらの形で押してくれている。
ねぇ?
死者が天使になるなんて……
そんなことありえる?
誰か、私に教えて……。
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