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私の名前は、絢香。
中学2年生だ。
成績は、良くも悪くもない。
家庭環境は、祖母と父と暮らしていた。
でも、この世に祖母はいない。
ずっと祖母が母親代わりだった。
祖母が亡くなって、母という存在が私の中でなくなった。
一緒に料理をしたり、草むしりをしたり、家庭菜園もした。
家にいるときは、常に祖母と一緒だった。
仲もよく、掃除も手分けしていた。
祖母の具合が悪くなったのは、私が中学1年生のころだった。
祖母は、病気になった。
そこから、父と私で祖母の介護をするようになった。
「いつまでも元気でいてほしい」と父は祖母に言う。
そんなことまで、覚えている。
祖母の葬式の日は、雨が降っていた。
私は、葬儀の際に祖母との思い出が頭に浮かんだ。
涙が止まらなかった。
父よりも号泣してしまっていた。
これが1ヶ月前の出来事だ。
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