ヒトダマ天使の力

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私、なんで学校にいるのだろう? また何かを忘れている。 それより、使命を果たさないといけない。 休憩時間になり、ピンクの輝きを持った女子は周囲を気にしながらどこかへ向かう。 「よし、対象者が動いたぞ!」とGumiは女子の後を追いかけて行った。 私も続いて、追いかける。 人気のない階段の前で、なにやら女子生徒と男子生徒がすれ違い様にメモ用紙を渡していた。 「相手はもうわかったな?」とGumiは私に確認を取る。 「うん!あのメモを受け取った男子!」 男子の方は、輝きの色が黄色だった。 「黄色は、気になっているという証拠だ」とこれなら楽勝だろうとGumiは言う。 私はワクワクしていた。 初めての使命、恋仲を紡ぐ存在、こんなにも素敵なことなんだなと思った。
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