アンジェラ

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アンジェラ

 こんな夜遅く無下に美少女を家から放り出すわけにもいかないだろう。  アンジェラはリビングのソファに座って勝手にテレビを見始めた。  取り敢えず、ボクはキッチンで飲み物を用意した。  グラスに氷を入れペットボトルのアイスコーヒーを注いだ。  ただでさえ暑いので水分補給は欠かせない。  ボクは一日、五、六杯飲んでいるのでついでにアンジェラの分も作って運んだ。 「さァ、どうぞ。アイスコーヒー」  ボクはアンジェラの前にグラスを置いた。 「ふぅん」彼女はストローも使わず、一気にグラスをあおった。よっぽど咽喉が渇いていたのだろう。  ボクもアンジェラの隣りに座り、アイスコーヒーを飲んだ。 「はァッ」美味しい。生き返るようだ。  やっぱり蒸し暑い夜にアイスコーヒーは最高だ。 「キャッキャッキャッ」  アンジェラはバラエティ番組を見て楽しそうに笑っていた。    なんとなくこっちまで楽しくなってくる。  それにしてもアンジェラは童顔なのに抜群のスタイルだ。  公園では気づかなかったが、思った以上に巨乳なのでびっくりしてしまった。  しかも天使のコスプレが良く似合っている。  その時、不意にリビングに『グゥーーッ』と言う音が響いてきた。
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