四章 朝倉 陽太の手紙(1)
3/10
読書設定
目次
前へ
/
209ページ
次へ
俺達が出逢ったのは、中学二年の春だったな。 教室の入り口のところで俺が声をかけたのがきっかけだったよな? あの時の陸はまともに目も合わせてくれなくて。いつも短い言葉で返答して、顔を逸らして、これ以上踏み込ませないように常にバリアを張ってた。 でも、俺はそうされても諦められなかった。 陸の絵がもっともっと見たくて、俺はしつこく声をかけ続けた。本当、よく嫌われなかったな、って思うよ。
/
209ページ
最初のコメントを投稿しよう!
5人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
7(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!