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会社を出ると、名前を呼ばれ
そちらに顔を向けると
社長が、手招きしてきてて
私はそちらに向かう。
オーナー社長
美笠木 博義
「お疲れ様、瞳くん…
こちらに、家まで送ろう。」
私は頷き、社長の後に続いて
彼のものであろう車のそばに来て
助手席のドアが開けられた。
私
天水 瞳
「ありがとうございます。」
助手席に、乗らせていただき
社長は外側から、ドアを閉めてくれて
運転席に社長が座り
私は、シートベルトを締め
社長も、シートベルトを締める。
オーナー社長
美笠木 博義
「そうそう、挙式の事なんだが…
明日の夜に行う事になったんだ。
こう言うことは、早い方がいいからな。」
明日の夜!?もう、社長ったら…//
私
天水 瞳
「お仕事は、どうするんです?」
社長は、チラッと
こちらに顔を向けてきて、微笑んだ。
オーナー社長
美笠木 博義
「午前だけ仕事した後…午後に切り上げて
夜に、ローズチャペルで挙式だ。」
ローズチャペルって、海辺にある
可愛らしい小さな教会で…
参列者無しの2人きりで、静かに結婚式を挙げたい
カップル向けの施設になってたはず。
私
天水 瞳
「つまり、神父さんと
私と…ひ、ひろよしさんだけで…//」
正面を向いた社長は、大きく頷く。
オーナー社長
美笠木 博義
「ひろよしさんかぁ…//
お、おう…そうなるな//」
それから、またドキドキ
してきてしまって、深呼吸してたら…
いつの間にか私の部屋がある
マンション前についていた。
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