🛁総務部最後の日(夜)🛁

2/4
前へ
/45ページ
次へ
会社を出ると、名前を呼ばれ そちらに顔を向けると 社長が、手招きしてきてて 私はそちらに向かう。 オーナー社長 美笠木 博義(みかさぎひろよし) 「お疲れ様、瞳くん… こちらに、家まで送ろう。」 私は頷き、社長の後に続いて 彼のものであろう車のそばに来て 助手席のドアが開けられた。 私 天水 瞳(あまみずひとみ) 「ありがとうございます。」 助手席に、乗らせていただき 社長は外側から、ドアを閉めてくれて 運転席に社長が座り 私は、シートベルトを締め 社長も、シートベルトを締める。 オーナー社長 美笠木 博義(みかさぎひろよし) 「そうそう、挙式の事なんだが… 明日の夜に行う事になったんだ。 こう言うことは、早い方がいいからな。」 明日の夜!?もう、社長ったら…// 私 天水 瞳(あまみずひとみ) 「お仕事は、どうするんです?」 社長は、チラッと こちらに顔を向けてきて、微笑んだ。 オーナー社長 美笠木 博義(みかさぎひろよし) 「午前だけ仕事した後…午後に切り上げて 夜に、ローズチャペルで挙式だ。」 ローズチャペルって、海辺にある 可愛らしい小さな教会で… 参列者無しの2人きりで、静かに結婚式を挙げたい カップル向けの施設になってたはず。 私 天水 瞳(あまみずひとみ) 「つまり、神父さんと 私と…ひ、ひろよしさんだけで…//」 正面を向いた社長は、大きく頷く。 オーナー社長 美笠木 博義(みかさぎひろよし) 「ひろよしさんかぁ…// お、おう…そうなるな//」 それから、またドキドキ してきてしまって、深呼吸してたら… いつの間にか私の部屋がある マンション前についていた。
/45ページ

最初のコメントを投稿しよう!

90人が本棚に入れています
本棚に追加