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オーナー社長
美笠木 博義
「く…本当は、まだ一緒にいたいが…
仕方あるまい…
明日、迎えに来るから、よろしくな。」
私は頷く。
私
天水 瞳
「はい、ありがとうございました…
明日また、お待ちしてます。」
私は、社長に一礼して
車を降りようとしたんだけど
突然、腕を引かれて体勢を崩してしまい
社長の胸部に両手をついて
その顔を見上げた瞬間、唇に柔らかいものが//
オーナー社長
美笠木 博義
「ちゅ…//」
私は思わず目を見開いてしまっていたけど
キスされてる事に気づいたと同時に
目を閉じて、その口づけに応じていた//
私
天水 瞳
「っちゅ、ぁむ…///」
キスがうまくて、む…夢中になりそうっ
オーナー社長
美笠木 博義
「はむ…ちゅ…//」
そっと唇が離れてしまい
私は社長の顔を見上げていた//
私
天水 瞳
「…//」
彼は、フッと笑う。
オーナー社長
美笠木 博義
「まだ、してほしそうな顔だな…//」
っ…///
私
天水 瞳
「そ、そんなこと無いですっ
し…失礼しますぅ!///」
私は、慌てて車を降りて
マンションのエレベーターまで走っていた//
オーナー社長
美笠木 博義
「なんて、可愛らしい人だろう…//
明日の夜…挙式の後が楽しみだな。」
振り向くと社長の車は、颯爽と去っていき
私は甘いため息をついてしまいながら
エレベーターに、乗り込んだ。
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