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私
天水 瞳
「きゅ、急すぎでは…?」
社長は首を左右にふる。
オーナー社長
美笠木 博義
「そんなことないぞ
前々から、テレワークにするつもりだったんだが
瞳くん、御前…なかなか捕まらなかったからなあ…
計画が先延ばしなっていたんだ。」
うわ~これは、なにを
言っても、ダメそう…私は苦笑する。
私
天水 瞳
「そ、そうだったんですね…」
社長は、小さく微笑む。
オーナー社長
美笠木 博義
「明日、御前の家に
午前10時までに迎えに行く。
しっかり、準備をしていてほしい!
あと、他にも話したい事があるのだが
それはまた、明日…車の中で話そう。
今日のところは
もう、総務部に戻ってくれて良い。
総務部部長にも、御前が俺の秘書になったという話と
明日から、テレワークになる話は通してこう。」
ま、まあ…あの、オツボネさまに
イジメられることはなくなりそうだし
そう考えると、社長の
お宅で仕事も…悪くないかも。
私
天水 瞳
「了解いたしました。
では、私はこれで…」
ソファーから、立ち上がった私は
社長に一礼してから、お部屋を出て
お部屋を出る間際、社長が
内線をかけてるところが見えた。
なんか、すごい事になっちゃった
突然…秘書に任命されるなんて…
私は、今の出来事を脳内整理しながら
階段を降りて、総務部に戻ってきたんだけど
部長が、内線で…なにやら誰かと話していた。
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