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「付き合ってたら色々あるよね、1年だっけ。」
「そうなんですよ」
篠谷先輩は何時もこうして私の変化に気づいてくれる。
面倒見の良い先輩だ。
この人に懐く後輩は多くて、周りから好かれている。
「仲直りしないの?」
「もうなんか仲直りとかそういう話でもなくて、話し合いしか無いんですよね。分かってるんですけど今どうしても話す気にならなくて」
嫌いだって実感する度、近づきたくない気持ちが強まって避けるようになってしまう。
今のままじゃ良くないことも分かってるし、私からは関係切ることも出来ないし。
ちょっとした詐欺にあったような本当そんな気分。
それで今回のケースは間違いなく自分が悪いから誰も責められない。
怒りの行く先が自分だからやってられなくなる。
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