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頭痛が更に酷くなってきた。どいつもこいつもアホばっかりだ。
「死ねって言っといて。そんなんで辞めてたらどこ行っても続かないわ。」
「ですよね?今月の家賃は絶対出すとか言ってたくせに、また私が出すことになったし!!死ぬほど気持ち悪い客が一人いるからキャバ辞めることも考えてたのに、蓮が頼りないから辞めれない!!」
「もう追い出せば?美羽が優しすぎるから甘えてるんだよ。一回ぐらい冷たくしてみたら変わるかもよ?」
「追い出すとか、絶対無理!!その間に他の女に走られたりしたら嫌だもん!!」
「それは絶対ないって。あいつは、美羽しか見えてないもん。てか気持ち悪い客ってどんなやつ?」
「月に一回だけ青い薔薇100本抱えて私に会いに店に来るのね。んで、毎回膝ついてプロポーズしてくんの。そのプロポーズの台詞も吐きそう!!ハニーとか姫とか僕は白馬の王子様とか言うの!!キモいでしょ??また詳しく説明するから、相談乗ってね!!」
「了解了解。てか、そろそろ戻らないといけないから切るね。また連絡する。」
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