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潤いを含み這わせる舌のレースのざらざらとした感触が、柔らかい突起そのものの肌の質感に変わった。
もう片方の先端を指先で弄んでいた感覚も、同じく変化する。
ふとありすの胸元を見ると。
「……っ、」
これは、クソやばいやつだ。
両胸の突起部分、俺が執拗に攻め弄り続けたその部分のレースが破れ、淡いピンクの先端が2つ、露わになっている。
舌で舐め尽くしたせいで唾液がたっぷりとかかっていて、そのあまりに卑猥な絵面に腹を抉り取られるような快感が襲った。
昨夜、明け方まであんなにありすの体を貪り、幾度となく果てたというのにこの有様だ。
自嘲的な笑みが漏れつつ、ベルトを外しズボンから既に脈打つほど聳え立つ自身のソレにゴムを装着し、ありすの腰を持ち上げ、あてがう。
「ぁあっ、!」
キッチンで裸エプロンの彼女を襲うというシチュエーションが、余計に俺の性欲を掻き立てた。
とっくに十分過ぎる程濡れそぼったその箇所の入り口を割れ目に沿って数回往復し、いよいよ最奥まで挿入する。
「あ、ぁあっ、あん、、!」
快感に眉を寄せ、目をぎゅっと瞑り、天井を仰ぐありす。
その顎から首のラインが絶妙に色っぽく、その筋に沿って舐め上げると、「はぁぁんっ、」と、更に愛らしく喘がれる。
もう、何もかも限界だ。
「ごめん、もう、イキたいしイカせたい」
繋がったままキッチンマットの上にありすを横たえ、激しく小刻みに打ち付ける。
「やぁんっ、ぁ、イ、クぅっ、」
全身をくねらせ、よがるありす。
足を大きく開き、俺のモノを咥え、きゅうきゅうとナカを締めつける。
エプロンがめくれ、繋がりながら激しく行き来を繰り返す箇所が丸見えだ。
両胸のピンクの突起は、淫乱に黒レースの山からピンと立ったまま、律動のたびにゆさゆさと揺れる。
あまりに淫らで卑猥なありすの姿に、思わず鼻がツンとなる。
実際には出ていないが、興奮すると鼻血が出るというのはこんな感覚なのかもしれない。
そこから、更に加速し、打ち付けていく。
可愛い声で鳴き喘ぐその唇がたまらなく愛おしくなり、塞ぎ、貪りながら俺も絶頂に達した。
―――仁Side fin
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