5665人が本棚に入れています
本棚に追加
「ちょ、こんなとこでっ、嘘やだ恥ずかしい」
両腕で胸の辺りを隠すように抱え、真っ赤になって俯く姿に、更に唆られる。
「大丈夫、これつけてあげるから」
さっき外したメイドエプロンを、つけてやる。
首と、腰の後ろ。
2箇所をフリフリのリボンで結んだ。
「え、やだこれっ、は、裸の上から!?」
「はい、襲う準備完了」
腰裏のリボンを掴み、そのまま腰を引き寄せ、今度は貪るように口付ける。
くちゅ、くちゅ、と音を立て、そのたび吐息を漏らすありすの小さな口を舌でこじ開ける。
「ふぁっ、」
短く喘がれるたび、欲情が増す。
エプロン越しに胸を弄ると、小さくびく、っと反応した。
親指と人差し指で先端をくにくにと摘むと、
「、っ、ぁ、ぁ…」
絞り出すような小さい声で反応し、突起がぷっくりと形を現す。
レースの生地越しに、尚も指を動かし続ける。
レースにも色々な種類があるのだと、以前ありすが教えてくれた。
これは確か、チュールレースと呼ばれるものではなかったか。
大好きなレース越しに与えられる快感に、ありすの頬が高揚し、吐息が荒くなってきた。
可愛いらしく浮き出たその先端を、エプロンの上から舐め回し、吸い付く。
レースのざらざらとした感触は、ありすの性感帯をより刺激しているだろう。
色香を含み鼻にかかった愛らしい声が、吐息まじりに溢れ出す。
「っ、はぁっ、ぁ、」
更に強めに、執拗にレースの上から唇と舌と指で突起に刺激を与えていく。
小さく喘ぎながらふるふると弱く首を振り、与えられる快楽を全て受け止めきれず眉を寄せる姿が、いじらしい。
十分潤った突起を何度も甘噛みし、時折くちゅうっと吸い上げる。
夢中になって愛撫しているうちに、ある異変が起きた。
最初のコメントを投稿しよう!