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最悪な顔合わせ
「……」
母「由奈、ものすごく無愛想だけど…」
「笑えると思う!?」
母「そうよね…」
父「愛想良くしてくれよ?由奈」
「は?できるかつーの」
父「こら!言葉遣い気をつけなさい」
里中(父)「今日はありがとうございます」
父「こちらこそ、ありがたいお話ありがとうございます、こちら息子の暁です」
暁「どうも、里中暁です、由奈さん初めまして」爽やかな笑顔
由奈side
あれ?鬼じゃない…プライベートではもしかして優しい系!?
里中(父)「あとは若いふたりにさせましょうか!暁、由奈さんとお話して」
暁「分かりました」
母と父と里中(父)は部屋から出て行った。
「………」
「…あの良かったら庭に行きませんか?」と私は話しかけた。
暁「は?なんでだよめんどくせぇ」
「え…」
「お前、ほんとに俺と結婚する気なの?」
「…え…それは…」
暁「だいたい、お前んとこの親父が会社潰れかけだからこんなことになってんだろーが!実力も能力もないくせに、会社立ち上げてんじゃねーよ!しかも、知らねぇこんな色気ねー女と結婚させられこっちの身にもなれよな」
カチーン。。。
私の中でプツン切れた。
パチーン
気づくと私は、ひっぱたいていた
「あ?何すんだてめぇ!」
「殴られて当然だろうが!私のことは何言ってもいいよ!だけどお父さんの悪口は許さない!頑張って、勉強して苦労して立ち上げた会社なの!なんの苦労もした事ない家庭に育ったあんたに何がわかるの!?何も知らないくせに分かったようなこと言うんじゃないよ!」
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