ノート
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新刊のミステリーを借りていたのを思い出し、その日の放課後、芽依は一人図書室に向かった。 新刊を返却し、次に借りる本を見ていたら、 本と本の間に一冊のノートが挟まっているのが見えた。 芽依は何気なくそのノートを開いてみる。 ほんの少しの悪戯心だった。 芽依は鞄からペンを出してノートの1ページ目にこう書いた。 母親の再婚相手がこの世から居なくなりますように。 了
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