独占欲

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「え、同期会?」 「そ、前回結城も紫月も来てないでしょ」 前回それで喧嘩したことで井口くんから再度お誘い受けて少し悩んでしまう。 「瑞希は来ないと思うな。すごく忙しいから。」 「ああ、営業部は最近バタついてるもんな」 でも最近、瑞希も家に居ないし、家にいると気が滅入りそうだから行ってみるのはありかも。 瑞希に先に行ってもいいか連絡だけして。 「ちょっと保留にしても良い?」 「うん、あれなら連絡して」 そう言って立ち去っていく井口くんの背を見送って、仕事終わり瑞希にメッセージでお伺いを立ててみることにした。 ダメって言われるかな。 どうやら私のお酒を飲んだ状態は危険らしい、自分ではわからないけど。
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