第二話 ミク 大地に立つ!

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そう、じゃぁ、その本、よませてよ。 と優しく話しかけてくるので、キックはせず、本を渡した。 これ、おもしろいね。 と、彼は言った。 「なぬ?ずいぶんと、ものわかりがいいじゃないか!!!」 「で、おっさん!これは未来の本だ。感謝の言葉を!」 うん。わざわざありがとう!感謝するよ。 でもこの本は「運命の本」にはならないよ。 「えーーー!!!! 」 「ど ぼ し て ?」 せっかく持ってきたのに!
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