1人が本棚に入れています
本棚に追加
ここは防犯カメラなどはない。完全に客のプライバシーが配慮されている。都会の死角にあるホテルで、俺は幾人もの女子高生を抱いてきた。
エレベーターで3階の部屋に向かう。
「ところで、あそこのアパートに知り合いでもいたのかい?高校からは遠いけど」
「うん。叔父さんがアパートに居て。たまに遊びに行ってるの。多分、その時、生徒手帳を落としたと思うの」
俺はアパート周辺で、彼女のような女子高生など、見たことがなかった。そもそも男所帯の塊のようなアパートだ。こんな美少女が訪ねてきたら噂になりそうなものだが...。
部屋に入ると、逃げ出せないように鍵をかけた。
聖はソファに座ったまま、部屋中を見回していた。純粋無垢な彼女たちはやはり、いい。
少女から大人へと変貌していく彼女たちは何にも代え難い価値がある。
「あのう、生徒手帳を返してもらえますか?」
「まあ、そう堅いこと言わずに。喉が渇いたでしょう。ジュースでいいよね」
俺は冷蔵庫からジュースのボトルを取り出して、グラスに注ぐ。そして、睡眠薬も混ぜる。
いつもの手順だ。彼女たちは警戒もせずに飲む。
俺は聖の前にジュースのグラスを置く。
「さ、どうぞ」
思った通り、彼女はグラスに口をつけた。すると、薬が効いたのか、彼女はソファに横になった。そして、太平楽な寝息を立てた。準備完了だ。
俺が彼女に馬乗りになろうとした瞬間、彼女は弾かれたように起き上がり、俺の股間を蹴り上げた。俺は悶絶して、ソファから崩れ落ちた。
彼女は俺の手を捻り上げた。
「観念しなさい。三俣秀雄!連続女子高生暴行殺人の容疑で、緊急逮捕します!」
彼女は手錠を取り出して、俺の両腕にかけた。
最初のコメントを投稿しよう!