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「逆に焦るって何、あんなに近くにいたのに離れさせられて。遠回りしすぎでしょ。」
本当にここまで俺からしたら遠かったんだよ。
ゆうちゃんが俺から離れてもう1回会うまで。
ゆうちゃんと縒りを戻すまで、かなり遠回りもしたし時間もかかった。
俺はもうこれ以上待てないよ。
「一緒がいい。」
そう言葉にするとゆうちゃんは涙目になりながら「うん」と頷いてくれる。
少し笑って「ずっと一緒」なんてまた重たい言葉で君を縛り付ける。
まだまだ足りないよ、こんなんじゃ。
いつかゆうちゃんの全てを俺が貰うから。
その時はちゃんと受け入れてね。
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