保健体育【R指定】1分

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保健体育【R指定】1分

 僕は、今日、初めて保健体育の授業を受けた。  保健【】と聞いて僕は、体育の授業だと思っていた。  しかし、実際は女子と男子に分けられて話を聞くだけのつまらない授業だった。  そして、僕は言葉に出してしまった。 「何なのだろう? このつまらない授業は?」  すると、隣の席に座っていた友達が保健体育についての説明をしてくれた。 「保健体育とは、最終的には子供を作る為の勉強をする授業だよ」と、教えてくれた。  そう聞いて、僕は初めて子供の作り方について考えた。  お父さんとお母さんがどうやって作ったのかを……  そして、彼は最終的に授業で習うであろう。子供の作り方についても教えてくれた。 「なるほど……  キスとした後に、女の人がお風呂に入らなければ子供が出来るのか……」  そんなこんなで、僕は、この日——人生において大事な事を学び大きく成長した。  そして、学校が終わった。その日の帰り道……道端に落ちていた。運命の一冊と出会う事になった。  僕が学校から帰っていると、道端に一冊の本が落ちているのが分かった。  僕は、それを見て今日が少年誌の発売日である事を思い出した。  そして、僕は——何気なしに、その本を手に取るとパラパラと中を確認すると、男女が抱き合いキスをするシーンが描写されていた。  それを見て、僕は——この本がエロ本である事を理解した。  しかし、保健体育を学び。子供の作り方を知った。今の僕にはエロ本なんて子供が見る絵本と同じ——そう思い。エロ本に目を通すと…… 「どれどれ、真実を知った僕を満足させられる書物になっているのであろうな……  えっ……!? えっ……!? あっ、えっ!? ど……どう言う事!?」  僕は、その目を覆いたくなるほどの内容の本を無我夢中で読み進めた。  そして、理解した……   「あいつ……」  そう、友達の龍之介くんは僕に間違いを教えていたのだ。 「あいつ……  エビフライを醤油で食べると美味しいと教えあげた僕に、嘘をつきやがって……」 * この物語はフィクションであり、実在の人物・団体・事件とは一切関係ありません
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