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「…、いい?高良くんみたいな顔はいいけど見た目爽やか系の遊び慣れてない男はそもそもまりりんのタイプじゃないから。お遊びならいいけど本気は無理無理。むしろ1回ヤれただけよかったと思いなよ。」
一度上げた腰を、再度高良くんの隣に降ろしながらも結構辛辣な言葉を投げかける。
まりりんめ、あたしのオキニたからきゅんに手を出しやがって。あとでプレイ内容聞かないと。(やめとけ)
「泉、お前ってやつは、、。血も涙もねえ女だな。」
いまだひとりほくそ笑むあたしに高良くんが避難の眼差しを向けてくる。
それに、あははっ、ごめんごめん。と空気よりも軽い謝罪の言葉を述べてから
「じゃあさ、今日はこのまま一緒にさぼっちゃおっか?んで、高良くんのことあたしがいっぱい慰めてあげる。ね?そうしよ?」
高良くんの顔を覗き込むように笑顔でそう問い掛ければ
「…、いいのかよ、んなことして。どうすんの?俺が惚れちゃったら。」
なんて、大層お可愛いことを言う。
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