私は街の

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私は街の

黄昏に色づく街 雑踏をくぐり抜け待ち合わせた場所 お目当ての彼女 カフェから香る豊かな煎る匂い 窓枠に映る笑顔 話をきいてくれる柔らかな隣人 缶のミルクティーを手に包み 心を守りながら見つめる こうして月日が経ったのね 来ない恋人を待ちながら 空から傘さした教師が降ってきたら きっと彼女にくれるだろう さぁ、心の温度を上げる スプーン一杯の幸せな薬を きっと冷たい涙の結晶さえ 心地よい体温として柔らかく 溶かしてしまえるだろう さぁ、もう行こう 彼女の時間が彼レガシーという 時間泥棒に合う前に 彼女の懐中時計が止まらないうちに 新しい時間のコマへと飛び乗る 私は街の思い出時間屋さん〜♪ 新しい〜想い出を創る〜 時間屋さん♪ 彼女の心の時間を少しだけ進めたの 前に歩いていけるようにね
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