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人によっては狂ってるのかもしれないし、純粋かもしれない。それでも、どんな歌詞でも共感してくれる人がいるなら、歌を作って良かったと思える。
♪〜『君が離れるなら許さないし
僕が離れるなら許さないで欲しい
〜省略〜
君が居ない世界なら壊してやるよ
僕もね跡形もなく消えるんだ
"死んでも一緒"僕が言ったら
"当たり前でしょ"君は笑った』
ライブは予想以上に盛り上がりを見せ、終わって楽屋に戻ると、他の出演バンドさんたちや、スタッフが褒めてくれて、この後打ち上げどうかと誘われた。
いつもなら、俺ではなく、他の出演者目的に来るお客さんのほうが多いため、俺の番が来ると、半分くらいが興味なさそうにしている。
けれども、今日は違った。
escapeを歌い始めた時、興味なさそうにしていたお客さんがその歌に夢中になっていたのだ。
escape。これは最近完成したもので、つまり最近まで俺は堕ちていたということ。
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