エピローグ 

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「婚約祝いにこれやる。ドアに取り付けるタイプのAI搭載追跡ドローン。おでかけの時だけ追跡するから問題ないだろ?」 翔琉さんが心配性で家から出してくれず困っている。 「ありがとうございます。ありがたく使わせて頂きます」 外出時の行動を監視されるのは嫌だけど、翔琉さんがそれで私の外出を許してくれるなら受け入れる。 『萌花さん、アリーリタイアするのが夢だと言ってましたよね。これからずっと永遠に俺の家に引きこもっていて下さい。仕事はしたければしていいですがフルリモートでお願いします』 プロポーズされた夜に言われた言葉。 関白宣言ではなく監禁宣言。 翔琉さんは私の事を溺愛している。
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