心海

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-・ ・・ --- ・-・・  素敵な夜ね 冷たい海 煌々と月が輝く夜 あの日 私は言葉を知った -・ ・・ -・-・・ --・-・ -・・・- ・-・-- いつか 暖かな陽の光の中で 風に吹かれながら アナタと踊ってみたいの --・・- ・・-・・ --・ -・・・ ・- ・--  月が傘をかぶる時 朝の蕾が花開く前に 逢いに来て欲しい 気づかれる前に 叱られる前に -・-・- ・・-・- --・-・ ・-  時間と海流で シーグラスが作られるように 心に刺さった硝子が きっと丸くなっていくの 尾びれじゃあ 陸の上は 歩けない -・- -・ --・-・ ・--- ・・-・- ・-・--  朝日がもうすぐ登る 陸の上を歩けないけれど アナタの隣で 笑いあっていたかった 想いは 海に還るの ---- ---- ・-・- ・・-- ---・ ---- ・-・・ ・・・ ---・- -・-・・  夢見心地な身体は 大きなゆりかごの中で 震えてる 冷たい海水に身体が包まれて 止まることのない泡 温かな想い出に そっと目を閉じたんだ --・-- ・- -・ ・-  何かが腕を掴かみ 沈む身体が上へと上がる 波にさらわれないように その手をとって 目を開けると 愛しい顔が見えた -・- -・ --・-・ ・・-- ・・- ・-・-・ -・・・- ・- ・・-- --・・- ・・-・・  暖かな朝日に照らされて 2人、手を繋ぎ 砂浜を歩く 足跡には銀色の鱗が光る 風の精が追い風で背中を押す 小さな鼻歌が風に乗り 辺りにこだました 素敵な朝ね --・-- ・- --・-・ ・-・-- -・・- ---・- ・・-・・ ・--・ -・ -・--- -・ ・- ・・--
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