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「ばか!そんなことするはずない。確かに怪我を負った後は使い物にならなかったんだが…今まで女をそんな風に見てはいけないと思っていたかもしれない。とにかく家の中に入ってくれないか。俺も話があるんだ。君には知っておいてもらいたいことが…この話を聞いて嫌だと思ったら俺の家から出て行けばいい。もう止めたりしないから…頼む」
その顔は真剣でミモザも聞きたいと思った。
「わかりました」
セルカークとダイニングの椅子に向かい合わせに座った。
彼は言いにくそうにぽつりぽつりと話を始めた。
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